おばあちゃんが涙したポカポカのお風呂
うちのおばあちゃんは、若い頃からお風呂が大好きでした。
ところが…
80歳を過ぎてからは、お風呂になかなか入ろうとしません…。
特に寒い冬は、「一緒に入るからね」と声をかけても、なかなか重い腰を上げてくれませんでした。
我が家は築30年、お風呂のお湯はすぐに冷めるし、隙間から冷たい風が入ってきます。
壁も床もタイル貼りで、特に底冷えのする2月は35歳の私でも堪えますから高齢者にはもっとつらいと思います…おばあちゃんは、意を決して、寒さに耐えながら爪先立ちでお風呂に入っていました。
ある日、父が「お風呂をリフォームしよう!」と言い出しました。
「ヒートショック現象」のことをテレビで知ったのです。
※ヒートショック現象とは、温度の急激な変化で血圧が大きく変動して、失神・心筋梗塞・脳梗塞などを起こす現象を言います。特に冬の入浴は危険が多く、失神して溺れて死亡するケースは年間約17,000人(東京都健康長寿医療センター研究所調べ)で、交通事故の死亡者数の4倍です。おばあちゃんのような高齢者は危険です。
実は、家の外よりも家の中で死亡する方が多いという事実…驚きを隠せませんでした。
思い立ったが吉日!リフォームはゆい工房にお願いしました。
以前、日曜日の夕方に電話をして、即日でトイレ修理に駆けつけてくれたことがとても嬉しかったのです。あの時は本当に助かりました。
寒かったタイル風呂から、断熱効果の高いユニットバスへリフォーム!
浴室暖房機も取り付け、温かいお風呂に生まれ変わりました。
「おばあちゃん、もう少しであったかいお風呂に入れるからね」
おばあちゃんがにこにこする中、早速お湯を張りました。
「おばあちゃん、一緒に入ろうよ。あったかいよ!」
お風呂リフォームのときにバリアフリーリフォームも一緒にお願いしたので、段差もなくなり手すりもついて、おばあちゃんでも安心して入浴できました。おばあちゃんの背中を流してやりました。
ふと、湯船に浸かっているおばあちゃんを見ると、目を瞑ったまま涙を流しているのです。
もしかしたらお湯しぶきだったのかもしれません。でも、私には涙に見えました…。
その日を境に、おばあちゃんのお風呂好きが復活しました。
お風呂に入っている時のおばあちゃんの幸せそうな顔を忘れることができません。
父も、「もっと早くリフォームしておけばよかったね」と言っています。
お風呂があったかくなるだけで、喜ぶ人がいます。
幸せを感じる家族がいます。
高齢者・介護リフォームは介護保険、助成金の対象
介護目的でリフォームする場合、介護保険が適用されることをご存知でしょうか。高齢者など要介護認定を受けた人が住んでいる家をリフォームする場合に適用され、もちろんお風呂も対象です。
要介護認定がまだの場合はケースワーカーさんなどに相談されることをおすすめします。
また、新潟市なら「高齢者向け住宅リフォーム助成」もあり、収入によって最大15~30万円の補助を受けることができます。
>介護リフォームの種類や費用は?リフォームの費用に介護保険・補助金活用も
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今度はあなたの番!寒さを解消して幸せなお風呂タイムを
こんにちは。ゆい工房の渡辺陽一です。
このおばあちゃんとご家族の話を聞いて、寒くてお風呂に入るのが億劫になっているおじいちゃんやおばあちゃんに、安心して快適なお風呂に入ってもらいたいと思いました。
今回のおばあちゃんのように、寒さに震えながらお風呂に入っている方はたくさんいらっしゃると思います。2月ともなると、その寒さは耐えがたいものでしょう。
「タイルがひんやりして身体を洗うのが億劫…」
「お湯がすぐに冷たくなっちゃう!」
「入浴中の隙間風が気になってお風呂を楽しめない」
些細なことでも構いません。このようなお風呂のお悩みを、私たちゆい工房にご相談ください。
小さな「もやっ」とした気持ちを解消することで、より幸せな入浴タイムを過ごすお手伝いをします。