減築フォーム事例

新発田市H様邸 リフォームデータ

新発田市H様邸　減築リフォーム

築90年のお家が広すぎて、使っていないのにお手入れも大変だし…と相談会にご来場されました。

減築には想像以上に費用がかかりますので、よくご相談の上、減築と外装、玄関、居間の内装リフォームを行い、減築したところにカーポートを設置しました。

新発田市H様邸　減築リフォーム前

写真左手の車庫部分から玄関までを解体します。

4枚建て・欄間付きの超立派な玄関。こんなに大きくなくていいな、とのことでしたので、断熱のためにも取替えます。

こちらの和室は構造だけ残して半解体しリフォーム予定。その際に段差も解消します。

こちらの仏間は解体します。とてもきれいに使っておられるのでもったいない感じがしますが、広いとメンテナンスも大変ですからね。

 写真右手側のブロック塀を切り詰めます。

道路に面した高いブロック塀。地震の際の倒壊が怖いとのことで軽量なアルミフェンスに変更します。

築90年、解体にはアスベストみなし処理が必要です。作業にあたっては防護服とマスクを装備します。

法令に則って石綿撤去作業の掲示をし、解体作業に入っていきます。

解体作業。住みながらの工事のため、居住スペースに粉塵が入らないよう細心の注意をはらいます。

 解体部分の屋根瓦を撤去します。長持ちで、取っておいて再利用できるのが瓦の良いところ。

重機を使って構造部分も解体していきます。 

 床、基礎部分も解体していきます。曲がったカッコいい梁に建物の歴史を感じますね。

 手前にあったコンクリートブロックも低く切り詰め。

 解体した部分に新しい基礎を少し付け足します。

 足場を立てて新しい柱を設置。新しい屋根と壁を作っていきます。

 半解体した部分にも補強と断熱材を入れていきます。

 玄関サッシを取り外したところに断熱材を入れ壁にします。新しい玄関扉は2枚建ての断熱タイプ。

 内装下地のボードを張って、内装を仕上げていきます。

 解体のために撤去していた瓦を戻します。右下部分は新しく作った屋根ですが、既存の瓦を再利用しています。

新発田市H様邸　減築リフォーム後

減築した部分に2台用カーポートを設置。横並びに止められるようになり便利になりました。

道路に面したブロック塀は軽量のアルミフェンスになりました。切り詰めたブロック塀の後ろに設置しています。

解体して新しく塞いだ部分。元々の瓦がぴったりマッチしています。

新しい玄関は断熱タイプのサッシを使用。日差しによる暑さをしっかり防いでいました。

エアコンの効きが良くなったとH様もお喜びです。

元々大きな下足箱があったので、大きめの玄関収納を設置。お客さんに褒められるそうです。

 広い三和土はそのまま。もとの玄関の和の雰囲気をしっかり残せたと思います。

 仏間は障子風の建具を使用。障子紙ではないので張替えの必要がありません。

 玄関開けてすぐなので、中が見えないように、でも来客があってもすぐに分かる建具を、というオーダーでした。

 減築部分にあった荷物を入れる場所がほしい、ということで納戸も作りました。

簡単な棚を造作しました。何でも入れておけそうです。

「壁になにか飾ろうかと思うんだけど・・・どれがいい？」訪問したリフォーム担当にご相談くださいました。

元々あった縁側のくつろぎスペースも復活。

担当者より

いつ行っても「新築みたい」と喜んでくださるので私どもとしましても大変光栄です。駐車場も広くなり、お子さん方が遊びに来られるにも便利になりましたね。
実はフェンス工事の際に私どもの伝達ミスでご指定通りに施工できなかった箇所があり、お詫びと話し合いの上ご対応させていただきました。大変申し訳ございませんでした。応じてくださり誠にありがとうございました。
広いお家はメンテナンス性、断熱性が気になりますが、減築して建具なども新しくなりましたので昨年までより暖かく、この先しばらく安心して過ごしていただけると思います。
工事の進捗を楽しみに見守ってくださる様子が印象的なH様。長期に渡る工事だったのでご不便や我慢をしていただくことも多かったのではないかと思うのですが、全然気にならなかったといってくださり、前向きさと言うか何でも楽しんでおられる姿に多くを学ばせていただきました。本当にありがとうございました！
またなにかありましたら、ぜひお手伝いの機会をいただければと存じます。
窓の入替えや断熱工事で国の「先進的窓リノベ」「子育てエコホーム」補助金の対象となり、約25万円支給されました。

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