新潟市北区M社様工場リフォーム事例
特に傷んだ部分をピンポイント補修
リフォームデータ
リフォーム箇所 | 鉄柱、外壁 |
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リフォーム内容 | 鉄部腐食止め、コーキング |
リフォーム費用 | 約45万円(税抜) |
工期 | 約30日 |
業種 | メーカー |
用途 | 工場 |
担当 | 笹原 |
鉄製の外装を補修
工場として使われている建物ですが、経年劣化があちこちに見られます。
大規模改修は行わず、最低限の補修を行ってあとしばらく持たせることになりました。その間に大規模改修や、移転の計画をたてることができます。
リフォーム工事
鉄製の壁や柱のあちこちに腐食があります。
すっかり錆びてしまい、原型をとどめていない部分もあります。
外壁補修開始
補修前に手作業でサビをしっかりと撤去、落としていきます。腐食した上から補修しても、その部分が崩れてしまうからです。
鉄の柱。こちらも腐食した部分は削って表面をならします。腐食した上から塗装すると剥がれてしまいますし、凹凸が多いと塗料が乗リにくいからです。
穴があいている部分にはFRPシートのパッチを貼ります。貼ったあとは紫外線で硬化してしっかりと穴を塞いでくれます。
サビを撤去したあとは、これ以上腐食が進まないように錆止め(転換剤)を塗布します。転換剤は赤錆と反応して黒錆に化学変化します。
コーキングの上からFRPシートを貼り、シートのまわりもしっかりとコーキングで埋めて穴を塞ぎます。
部分補修のあとは全体的に塗装して仕上げます。
塗装は3回重ね塗りすることで、塗料の膜を作り壁本体を保護します。本来であれば壁にダメージが行かないように、定期的な塗り直しが必要です。
サビを撤去して腐食を止め、穴を塞ぎ、上から塗装してカバー。このような補修を全部で25箇所施工しました。
最低限の措置ですが、これであと5年位は持たせられるはずです。
リフォーム担当より
「建物の傷みは日々進んでいきますから、放置するといつ大きく壊れて生産が止まるかわからないリスクがあります。
しかし大きな工場になりますと、ラインを止めての大規模改修は大きな計画と予算が必要です。
このようにいったん補修を行なっておけば、落ち着いて今後の計画をたてられると思います。」
M社様ビフォーアフター画像
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