玄関リフォームでバリアフリーに
元気なときに建てた家。数十年もそのままなら、だんだんと生活スタイルに合わなくなってきます。
住む人の生活に合わせた快適な家にするために、リフォームという方法があります。
玄関のバリアフリーリフォーム
一般的なお家は、雨のときに道路から雨水が入らないようにするために床が地面よりも60cm程度高くなっています。
バリアフリーのためには、その段差をどうするか?が問題になってきます。
新潟市北区のゆい工房が、玄関のバリアフリーリフォームについて紹介します。
どんな方法がある?玄関のバリアフリーリフォーム
お年寄りなど身体機能が落ちてきた方は、ちょっとした段差で転びかねません。
事故を防いで便利で快適な家にするために、どんな方法があるでしょうか?
玄関に手すり取付けリフォーム
段差や階段を上がり下りする際には、手すりがあると便利です。
壁があれば壁伝いに手すりを設置することができますが、壁がない場合は、地面から支柱を立ち上げて手すりを設置できます。
使う人の動きや目的に合わせて、動作が行いやすい位置に設置するようにします。
玄関スロープの設置リフォーム
足が上がりにくくて階段が辛かったり、車椅子を利用したりする方のためには、スロープを付けるリフォームができます。
スロープの傾斜は5度以下、車椅子のために幅は1m以上が推奨されていますので、階段よりもスペースが多く必要になります。
どうしてもスロープのスペースが取れない場合は、スロープを諦めて段差解消機(機械で持ち上げる、小さな簡易エレベーターのようなもの)の設置になります。
なお、上の画像のような「置くだけで済む」簡易スロープもありますので、設置場所と必要性に合わせて担当者と一緒に考えましょう。
玄関出入り口のリフォーム
出入り口の建具の種類や幅を変えることもバリアフリーリフォームの一例です。
例えば出入り口が開き戸(ドア)になっている場合、開け閉めに体の前後移動が多くなるので、体が不自由な方には負担が大きくなりがち。
開閉が容易な引き戸にし、開口部を広げることで車椅子でも通りやすくなります。
しかし引き戸に変更するには、開き戸よりも横に広くスペースが必要なため、変更可能かどうか予めしっかり調べてからプランします。
あえて段差をつけるリフォーム
段差を解消してフラットな状態にすることがバリアフリーの基本ですが、逆に段差をつくることもあります。
例えば、玄関で靴を脱ぐ際に腰掛ける場所として、あえて大きめの段差を残したり、腰掛け用のベンチを設置する場合などです。
バリアフリーリフォームに補助金・介護保険
バリアフリーリフォームは、新潟市の「健幸住まいリフォーム助成金」の対象になります。
また、要介護認定を受けている場合は介護保険からリフォーム費用が支給されます(上限あり)。
介護保険を使う場合は、まず介護認定を受けてから担当ケアマネージャーさんにリフォームについて相談しましょう。
その後、ゆい工房などのリフォーム業者に、工事内容や見積もりを依頼する流れになります。
玄関のバリアフリーリフォームまとめ
・玄関のバリアフリーリフォームには様々な方法がある
・玄関のスペースと使う人によってリフォーム内容は変わる
・使う人のために、あえて段差をつけることも考える
・バリアフリーリフォームには補助金や介護保険が使える
玄関をバリアフリーにすることで、段差に苦しむことなく楽に生活できるようになります。
ゆい工房には福祉住環境コーディネーターが在籍、介護リフォームの実績も多いので、知識と経験を生かしてアドバイスします。
リフォームについてのご相談は、新潟市・新発田市での施工実績の多いゆい工房にお気軽にご相談ください。