急な水漏れ・凍結のときは
急な水漏れ・凍結のときは
水道が凍ってしまった、水漏れが止まらない、そんなときにまずどうするか?
ほんの応急処置ですが、参考にして下さい。
凍結が解消するのを待つ
水道管が凍ってしまうのは、だいたい夜中~明け方の一番寒い時間です。太陽が出て気温が上がってくると自然に溶けて水道も回復する場合が多いので、まずは慌てずに時間が経つのを待ちましょう。
その間、蛇口を開けっ放しにしないように注意して下さい。いつの間にか回復して流れっぱなしになってしまいます。
熱湯をかけない
熱湯をかけると急激な温度変化で水道管が破裂してしまう原因になります。
どうしても急いで溶かしたいときは、蛇口を開け水道管の露出した部分をタオルで巻いて、40~50℃程度のぬるま湯をゆっくりかけます。
水道管が見えない場所にある(床下から引き込んでいるなど)なら、暖房をつけて家を暖めると溶ける場合もあります。
放っておけば自然に直ったものを、「ちょしぼっこし」してしまわないように気をつけましょう。
破裂した!?とにかく水を止めたい時
まず、本当に水道管が破裂したのか確かめるために、水漏れが「排水」「給水」どちらからのものか確認します。
排水の場合は、流れきってしまえば止まりますので、止まったところを見計らって配管補修用テープで応急処置します。
破裂した場合、給水管からの水漏れは止まりません。どんどん流れてしまいますので、水道メーターのところにある止水栓を使って止めます。
水道メーターのフタはこんな感じになっています。玄関周りや家の裏などにあるはずなので、場所を把握しておきましょう。
▼ここを止めると家中の水が止まります。止めてから一旦落ち着いて水漏れ箇所を探したり、修理を呼んだりしましょう。
給水・排水、どちらからの水漏れかわからない場合は、水の使用をやめてこの水道メーターを観察するとわかります。
・水道を使っていないのにメーターが回っていたら…給水管のどこかから水漏れしています。
・メーターが回っていないのに水が漏れている…排水管のどこかから水漏れしています。
水道トラブルは予防が一番です。冷え込みそうな日は少しだけ蛇口を開いておくことをおすすめします。
→水道や消雪ポンプの凍結を予防!|ゆい工房修理日記
※当記事は新潟市北区向けです。北海道などの寒冷地には適さない場合がありますので、凍結防止についてはお住まいの地域の業者さんにご確認下さい。
修理事業部 佐藤