新潟市北区M様邸水まわり・外壁リフォーム

以前から修理など色々とご依頼くださっているM様。

いつも計画的にリフォームを考えておられ、5月の連休明けにやりたいと前年の秋にはお声がけくださいました。

新潟市北区M様邸水まわり・外壁リフォーム前

築30年の外壁、途中一回塗装をしておられますが、かなり傷んでいる部分が見られます。

窓まわりなど凍害で割れている部分も。ご自身で補修されていますが、この傷みの激しい面は塗装できないので張り替えになります。

塗装が傷んだところから水が侵入し、そこが凍ると膨らみます。そうして塗装と外壁自体が傷んでしまうのが「凍害」です。

壁全体が均等に劣化するわけではなく、日当たり・風当たりの強い面が特に傷んでしまいます。

こちらも壁内まで達する穴が空いているようです。

足場設置、養生シートをかけて外壁工事の開始です。

一番傷んでいる面は張り替えるので外壁材を剥がしました。このときに壁内をチェクし必要なら下地や防水シートを交換します。

窓を交換するので、お風呂と脱衣室の外壁も張り替えます。

塗料がついたら困るところはしっかり養生します。塗料の匂いもしますので外壁工事中は窓を開けることができません。

お天気を見ながら洗浄→下地→中塗り→上塗りと進めていきます。

塗り残しが無いよう丁寧に塗っていきます。大変な作業です。

塗っては乾かしを繰り返ししっかりした塗膜を作ります。

破風板は塗装でなく板金を巻きました。破風は塗装が剥がれやすい部分ですが、板金だと長持ちします。

お風呂リフォーム前。 きれいに使っておられますが経年劣化と収納力が不足しているので、洗面台の交換と収納ユニットの取付を行います。

タイルのお風呂は冬に足がひんやりしがちです。

大きな出窓は気持ちいいですが、冬場は外の冷気を伝えてしまいます。

古いお風呂には必ずある、入口の段差も解消していきましょう。

こちらは昨年水漏れを起こして修理させていただいたトイレ。年数的に交換の判断です。

必要なところを養生して解体していきます。一部傷んでいるところが見受けられますね。

お風呂をすっかり解体しました。断熱材や間柱など傷んでいる部分は更新・補強します。

30年経っている断熱材を交換しました。

コンクリートを流し込んでこの上にユニットバスを組み立てていきます。

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新潟市北区M様邸水まわり・外壁リフォーム後

お客様のプライバシーのため全体を写せないのですが、すっかりきれいになりました。

細かい部分もしっかりと塗装。板金仕上げ。これでまたしばらく家を守ってくれます。

新しい雨樋がつきました。20年以上経っている雨樋は経年劣化しているため、大丈夫そうに見えても雪や風でいつ壊れてもおかしくありません。足場を張った機会に一緒に交換してしまうのが理想的です。

洗濯機の上には可動棚を設置。水まわりは物が多くなりますので、収納は大切ですね。

洗面脱衣室には収納棚を設置しました。上の方は使いづらいとのことで昇降棚にしています。窓は浴室と同じく断熱仕様です。

新しいお風呂はサザナ（TOTO）になりました。

浴室・浴槽の保温性が高く、床は柔らかいほっカラリ床。足元のひんやり感は少なくなると思います。

床の大きな段差もなくなりました。暖かく、楽ちんなお風呂になったと思います。

窓はYKKのエピソードⅡ。ガラスが2枚入っているタイプで断熱性が高く、外からの冷気を軽減できます。

トイレはTOTOのピュアレスト。内装そのままで本体だけの交換です。使えるところは残して使えるのがリフォームの良いところです。

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メンテナンス意識が高く、計画的にリフォームをお考えになっていたM様。早めにご相談いただいたおかげで住設の値上がり前にプランを決定、発注することができました。
外壁は一番傷んでいる面とお風呂の窓周りを張り替えましたがそれ以外は塗装で対応しています。外壁はすべてが均等に劣化するわけではないので、症状と予算に合わせてご提案させていただきました。お天気に恵まれスムーズに工程を進めることができました。
お風呂、トイレ、段差解消、窓などが対象になり、国の”こどもみらい住宅支援事業”、”先進窓リノベ事業”、新潟市の”健幸住まいリフォーム支援”、3つの補助金を申請させていただきました。