介護される方もご家族も、みんな笑顔で暮らすために役立つ介護リフォーム。
介護を目的としたリフォームは、補助金が出たり介護保険が適用になったりします、上手に使って役立てましょう。
バリアフリー、介護リフォーム
「良かれと思ってバリアフリーにしたけど使えなくて意味がなかった」
ということのないように、ご家族の状態やライフスタイルに合うプランを立てることが大切です。
介護リフォームの目的
介護される人の自立
体が不自由になっても、自分でできることは自分でするという自立した生活は、人の生きる気力につながります。
なるべく何でも自分でできるよう、リフォームで環境を整えることは、生活の質の向上に大変有効です。
▼「こんなにも便利になって夢のよう」トイレリフォームされたI様のお声
リフォームで介護負担を軽減
家族みんなが幸せに暮らすためには、介護されるご本人だけでなく介護する側の負担も軽減することが必要です。
介護は毎日のことですし、長期にわたることも少なくありません。お世話しやすいように「目が届きやすい間取りにする」「間口を広くする」「スロープを付ける」などのリフォームが考えられます。
過去5年における高齢者の救急搬送の原因は「家の中で転んだ」が最多。転んだことがきっかけで寝たきりになってしまうこともあります。
(参考:東京消防庁)
「階段や床を滑りにくくする」「段差をなくす」などのリフォームも重要です。介護が必要な方だけでなく、小さいお子さんがいるお家にもおすすめ。
※最近はリハビリのためにあえて段差をつける「バリアアリー」という考え方もされるようになってきました。
新潟の介護リフォーム工事と費用例
新潟市北区のゆい工房にご依頼いただくことが多い介護リフォーム例と、一般的な費用目安です。(工事内容によって変わりますのであくまで目安程度にご覧ください。)
トイレの介護リフォーム
例:和式から洋式トイレ、ドアから引き戸に変更など
費用:40万円~
工期:1日~
手すりの取付け、自動洗浄、自動開閉、人感センサーつき照明があると一人でトイレに入るのがとても楽になります。
和室から洋室にリフォーム
費用:30万円~
工期:7日~
和室で布団を上げ下ろしする生活は年を取ると大変になってきますので、洋室にしてベッドを置きたいというご依頼も多いです。
介護目的で手すりを設置
費用:1万円~
工期:1日~
壁に取り付ける場合は比較的簡単な工事で済みますが、玄関外などの何もない場所に手すりを設置する場合は、支柱が必要になりますので費用が上がります。
介護目的でお風呂をリフォーム
費用:80万円~
期間:3日~
浴槽のフチの高さ、段差がなく滑りにくい床、手すりの取付けなどで一人で入っても怖くないお風呂になります。
また、最新のユニットバスは冷暖房・浴室乾燥機などがついていてとても快適に入浴できるほか、断熱性に優れているので冷めにくく省エネにつながります。
介護リフォームが必要でないケースもある
段差解消器具の設置
費用:3千円~
期間:1日~
ご希望を詳しくうかがっていった結果、かならずしもリフォームが必要ではない場合もあります。
そんな時はリフォームでなく器具の取り付けだけでご対応するなど、お客様の立場に立ってご提案します。
介護リフォームに介護保険が使える
工事内容によって介護保険が適用になりますので、ぜひ利用しましょう。
担当ケアマネさんがいる場合はまず相談してみてください。
介護認定がまだの場合は、市役所や包括支援センターに連絡しましょう、
工事費の上限20万円までの9割(18万円)が介護保険でまかなえます。
※ご本人の合計所得額が年160万円以上ある場合は、条件によって2割負担(最高16万円支給)になる場合があります。
- 介護認定で要支援1~2または要介護1~5と認定されている方
- リフォームするお宅が介護保険の被保険者証の住所で、ご本人が実際に住んでいる
介護保険適用例
工事費用8万円の場合 | 手すりの取り付け工事など | |
---|---|---|
介護保険 7万2千円 | 自己負担 8千円 | |
工事総額20万円の場合 | 廊下から玄関・部屋の段差解消(バリアフリー)工事など | |
介護保険 18万円 | 自己負担 2万円 | |
工事総額45万円の場合 | トイレを和式から洋式に換えるなど | |
介護保険 (上限20万円の9割) 18万円 | 自己負担 27万円 |
新潟で介護リフォームに使える補助金
介護保険以外にも、新潟市が設けている独自の支援があります。
条件や対象が複雑で分かりにくいですので、お気軽にご相談ください。
高齢者向け住宅リフォーム助成(最高30万円)
健幸すまいリフォーム補助金(最高5万円)
障がい者向け住宅リフォーム助成(最高50万円)
ピッタリの介護リフォームをご提案
介護リフォームが必要になるケースはさまざまです。
さらに、ご自宅の現状もお客様の数だけ違います。
例えば「玄関から上がりにくい」という問題一つとっても、スロープを付ける、階段を付ける、手すりだけつけるなどの選択肢がでてきます。
介護が必要な方の状態・家の現状・将来への備えを考えてリフォームを行うことが大切です。
ゆい工房ではそれらを総合的におうかがいし、豊富な経験をもとにご提案させていただきます。
そのためにお客様の生活を知ることが大切。後悔のないリフォームのために、いっぱいお話しましょう!
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うちのおばあちゃんは、若い頃からお風呂が大好きでした。
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