リフォームコラム
畳をフローリングへ、和室リフォーム
ゆい工房ではこのようなご依頼を数多く頂いています。
和室リフォーム
生活の変化に合わせて住まいの形を変更できるのはリフォームの大きなメリットですね。
よくご相談いただくのは、やはり畳をやめてフローリングにしたいというご要望です。
和室をLDKにリフォーム
狭くて使いづらいキッチンと隣の和室居間をつないで洋室に。広いLDKになります。
畳を撤去、壁を壊しての内装工事と、ほとんどの場合経年劣化したキッチンの交換も同時に行います。
和室を広いリビングにリフォーム
新潟の広い家でよくあるのが、仏間と客間のように二間続きで和室がつながっている間取り。
こういった和室は、かつては冠婚葬祭など親族の集まりに使われていましたが、今ではあまり使わないお家も多いです。
家族構成の変化で使わなくなった和室を広いリビングにして、遊びに来たお孫さんも元気に遊べる快適なリビングに生まれ変わらせます。
畳をフローリングにしてベッドを置く
高齢の方や障害のある方には、畳で布団を上げ下ろしするよりもベッドで寝起きしたほうが楽です。
「2階を寝室にしていたけど、使っていない1階の和室をフローリングにして寝室に」というのはとてもよくあるご要望。
お風呂トイレなど水まわりは1階にあることが多いので、生活しやすくなりますね。
和室を子供部屋にリフォーム
こちらも家族構成の変化＝二世帯化で子供部屋が必要になるパターン。お子さんの成長に合わせて後で区切れるように作りたいというご希望も叶います。
お子さんが独立したあとは、家具を置き換えて広い書斎や趣味空間としても活用できるでしょう。
床の間や押し入れを活用した収納
生活の変化で昔ながらの床の間や仏壇スペースがデッドスペースになっていることも多いです。
洋室化するときに一緒にクローゼットやTVボード、壁面収納にすると大変便利です。
和室リフォームの内容とメリット
ご希望によりますが、工事内容としてはこんなことをします。
- 壁等の解体
- 床下の補強、段差合わせ
- 断熱、内装
- 建具や照明の交換
- 生活スタイルに合わせて、畳をフローリングにリフォームできる。
- 和室リフォームのよくあるパターンは、LDK化、広いリビング、子供部屋。
- 畳をフローリングにリフォームすると、掃除や寝起きが楽になる。
- 洋室にすると家具や建具の変更が必要になる。またフローリングは音が響きやすくなるので注意する。
畳をフローリングにするメリット
使い勝手が良い
特に年をとると立ったり座ったりが大変になるものですが、和室より洋室に家具を置くほうが足腰への負担が減ります。将来的に家族の介護が必要になった時も、ベッドのほうが便利でしょう。
掃除が楽
フローリングの床は畳よりも掃除が簡単でダニやカビの発生を抑えやすく、畳の表替えや障子の張替えが不要になります。
使い回しがきく
子どもが独立したら書斎にするなど、家具の入れ替えで使い回しやすいのも洋室のメリットです。
畳をフローリングにするときの注意点
家具が必要
和室から洋室にすると家具が必要になることが多いので、既存のものを使うのか新しく買うのか、お金はどうするか、などちょっと心の準備をしましょう。
壁をどうするか
和室は柱や鴨居が見える真壁（しんかべ）、洋室はそれらすべて隠した大壁（おおかべ）が一般的です。
完全に洋風にしたいなら大壁にしますが、真壁+フローリングの和風洋室にするのも良いものです。既存の和風の家具をおいても馴染みが良くなります。
カーテンをどうするか
完全に洋風にするなら障子なくし、カーテンレールの設置が必要になります。
こちらも壁と同じく、障子を残して和風の洋室にする手もあります。障子風の内窓を設置すれば張替えも要らず寒さ対策にもなってオススメです。
フローリングは音が響きやすい
畳は遮音性の高い建材です。畳の上にものを落としても大きな音はしませんが、フローリングの床では大きな音がしますよね。
フローリングにした場合、下階にも上階にも音が響きやすくなることは知っておきましょう。気になりそうなら対策が必要です。
畳をフローリングにリフォーム まとめ
使わない和室はリフォームして活用しましょう
「おじいちゃんおばあちゃんが使っていたけど、使い勝手が悪い。」
「使いたいけど、寒くて…」「散らかっているから…」
そんな声をよく聞きますが、リフォームならそれらの問題を一気に解決できます。
せっかく広いスペースがあるのに、使い勝手の悪い間取りのまま不便に暮らすのはもったいないと思いませんか？
ゆい工房はこれまでも様々なケースに向き合ってきましたから、きっとお役に立てると思います。
リフォームを検討する際に不安な点はどうぞお気軽にご相談ください。
