ゆい工房社長の本音コラム
本質的な要望に応えられる専門家を目指す

お客様との関係において丁寧なヒアリングをすることはとても大切だと感じています。
お客様のご要望をそのまま形にすることが、必ずしもお客様にとって最良の結果につながるとは限らないからです。
言われたことをそのまま実行するのは正しいしように感じますし、楽な道かもしれません。しかし、それでは単なる作業になってしまい、本当の意味でお客様のお役に立てているとは言えません。
丁寧な対話で、お客様がどのような課題を抱え、心の奥底で何を望んでいらっしゃるのかの真意をくみ取り、本当に価値のある情報を見定めて提供していく。そのようなことがお客様からは求められていると思っています。
現在は情報社会と言われ、インターネットで検索すればたくさんの情報を得ることができます。しかし、その膨大な情報の中から、自身の状況や目的に最も適した情報を見つけ出すのは、思っている以上に難しいものです。
情報があふれているからこそ、何が正しくて何が自分に合っているのかを判断するのに迷ってしまうことは私自身、幾度となく経験しております。
「餅は餅屋」という言葉があるように、それぞれの分野にはそれぞれの専門家がいます。
その専門家がお客様に寄り添い、真摯に向き合ってくれる専門家であればお客様の人生や今後の生活にとって大きな財産になります。ただ専門家はあくまでその道の専門知識を有している人なので、お客様にとって気持ちのよい対応をしてくれるかどうかはまた別の問題なのが難しいところです。
信頼できる相談相手を持つということは、単に技術的な解決策を得るだけでなく、安心して相談できる関係性を築くということでもあります。
お客様から、「この人(この会社)には何をきいても大丈夫!」という安心感を持ってもらえるような存在を目指してこれからも行動していきます。
渡邉 陽一