新潟市北区A様邸 地震対策事例

お父様の代から何かとご用命いただいているA様邸、2024年1月1日の地震（能登半島地震）でとても揺れたので、地震対策をしたいとのお声がけをいただきました。

制震装置取り付け前

制震装置を設置したのは、1階の広いインナーガレージ部分です。 ガレージ2階部分は外側に張り出す形になっており、さらに間取りが広いリビング。壁が少ないため地震が心配とのことでした。

制震装置設置箇所を確認。装置は梁と柱に固定します。

設置箇所によっては設置可能かどうか壁を剥いて調べる必要があります。

どこにでもつければよいというものではありません。調査と計測を行い、図面を引いてプランします。

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制震装置取り付け後

制振装置を設置しました。小さな装置ですが、建物の変形の低減を期待できます。

制震装置」は補強・剛性を高めるというよりは揺れを吸収して抑制するしくみです。

小さな装置を設置する工法なので、耐震化（建物を頑丈にする）や免震化（建物と土台の間に免震装置を設置）するよりも低コストで地震対策できます。

車庫なのでむき出しですが、壁の中に設置して隠蔽にすることも可能です。

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制震装置が十分に効果を発揮できるよう設計と連携して設置箇所を検討、装置のメーカーにも図面を送って確認するなど確実な施工に努めました。

たいへん大きなお家ですしメンテナンス意識をしっかりもっておられるお客様で、ご自身で制震装置を調べて来られました。いつも気軽にご相談いただき、メンテナンスのお手伝いができますこと、光栄です。

地震がないのが一番ですが、安心して暮らしていただければと思います。A様いつもありがとうございます。