窓の断熱に節電ガラスコート

窓からの寒さを防ぐためには、代表的な方法として窓交換や内窓設置があります。

その他の選択肢として、窓ガラスに特殊な塗料を塗ることで窓を遮熱/断熱化できます。

節電ガラスコートとは

節電ガラスコートとは、窓ガラスに特殊な塗料を塗ることで遮熱・断熱・紫外線カット、結露の抑制などの効果があるガラスコーティング剤施工のことです。

夏場は日光からの熱をカットして冷房費の削減、冬場は外からの冷気を防ぐとともに暖房の熱を逃さないようにします。

暑さも寒さも窓から

冬場に部屋の暖かさが逃げるのは開口部（窓）から48％で、躯体（外壁19％、床10％、屋根6％）、換気で17％となっています。

夏場に外の暑さが入ってくるのも開口部（窓）が一番多く73％、駆体（外壁7％、床3％、屋根11％）、換気で6％です。

断熱・遮熱を考えるときにやはり窓を一番に考えます。

節電ガラスコートの効果

透過率測定器での比較

透過率測定機にて「コーティングなし」「コーティング済み」の単板ガラス窓を測定。コーティング済みのガラスは赤外線・紫外線を大幅にカットできていることがわかります。

VLT（可視光線透過率）＝人の目に見える光が透過する割合。0％に近づくほど暗く、100％に近づくほど明るい。
IRR（赤外線除去率）＝肌にジリジリ感じる熱さをどれだけの割合除去できているか。100％に近いほど断熱性に優れる。
UVR（紫外線除去率）＝UVカット率。紫外線をどれだけの割合で遮断できているかを示す値。100％に近いほど紫外線を防げている。

サーモグラフィーによる比較

「コーティングなし」「コーティング済み」の単板ガラス窓を通ってきた光をスチレンボードで受け、サーモカメラで撮影。

コーティング済みのほうが2～3℃程度温度が低いのがわかります。
（撮影時期：10月30日16時頃。室温約23℃、冷暖房なし。）
もっと暑い時期であれば最大8～15℃の遮熱効果があり、室内温度の上昇を抑えてエアコン効率を改善します。

紫外線カット

紫外線を大幅カットするので、家具や絨毯の色褪せを防ぐとともに、日焼け、シミ・そばかす等お肌のトラブルの予防になります。

冬の断熱・遠赤外線カット

冬場は室内の遠赤外線（暖かさを感じる光線）が外に伝わるのをカットし、暖房熱エネルギーの外部への流出を抑制します。
また、窓の結露を50％抑制、水垂れを軽減します。（結露を100％なくすことはできません。）

節電・省エネ

夏場は熱を遮る遮熱効果、冬場は保温効果でエアコンの負荷を減らし、年間を通しての室内環境を改善します。
エアコンにかかる電力の低減に繋がり、年間約20～25％の節電効果が見込まれます。

施工価格

節電ガラスコートの施工価格は1㎡あたり12,000円。※1
15年の耐久性、10年の再施工保証。※2
窓工事やフィルムに比べて安価に遮熱・断熱ができます。
（※1最低施工金額の条件あり。）
（※2お客様の使用状況などにより免責あり。）

他の省エネ対策商品との比較

室内の温度を大きく左右する窓の断熱対策には様々な方法があります。
ご予算やお家の状況に合わせて上手に選びましょう。

他の省エネ対策商品との比較

節電ガラスコートの施工

ローラー塗りだから低コスト

塗りムラになりにくいローラー塗りで施工できるので、安価で安定した施工ができます。

メリット比較

窓の寒さ・暑さ対策ご相談ください

窓の寒さ対策には、ガラス交換、窓交換、内窓設置、窓用フィルムなど様々なものがあります。

効果が高く補助金も出るので内窓の設置がおすすめですが、内窓と併用して更に断熱効果を高めたい場合や、内窓を付けられない店舗用の大きな窓にはガラスコートがおすすめできます。

費用も比較的安価に抑えられますので、選択肢の一つとしてぜひご検討ください。