新潟市北区Y様邸
減築・断熱等リフォーム

ご近所からのご紹介で、相談会にご来店されたY様。メインで使っている居間やキッチンが傷んできたので直したい、年数が経って建物が傾いているとのこと。

何度か増築された大きなお宅ですが、使っていないスペースも多いので、使っているところを中心に予算内で改修することになりました。
この機会に建物の傾きを直し床下をしっかりと補強します。

新潟市北区Y様邸リフォーム前

2階もあわせて8部屋もある広いお宅ですが、現在はお父様とご夫婦の3人住まい。いつも使っているリビングと寝室、キッチンをメインにリフォームします。

特に築年数が経っているリビングは雨漏れがありお困りでした。

リビングから玄関への廊下には段差がありましたので、こちらも解消していきます。

雨漏りなど傷みの激しかった北側の縁側は取り壊して減築することになりました。

解体からリフォーム開始です！

Y様邸の広い車庫に、今まで使っていたキッチンを移動、簡易的に給排水つないで臨時キッチンとしました。 しばらくご不便をおかけしますが、これで工事中でもキッチンを使っていただけます。

減築でむき出しになってしまった部分はしっかりブルーシートを掛けてカバー、引き続きリビングの床も剥がしていきます。

減築によってむき出しになってしまった部分はしっかりブルーシートを掛けてカバー、引き続きリビングの床も剥がしていきます。

地盤調査や地盤改良のなかった頃の建物のため、床下が沈下しビー玉が転がる程の傾きがありました。

この機会にしっかりと床下を補強します。

築年数のたったお家では、このような見えない部分に手間と費用がかかることが少なくありません。

床下、壁、天井に断熱材を入れていきます。今まで断熱材が入っておらず、きっと寒かったことと思います。

減築部分の屋根は、新しく下地を作って屋根を葺きます。

母屋とは別に、車庫の外壁の劣化の激しい部分を一部張り替えました。新たに防水シートを敷設したので、しばらく雨漏れの心配はないはずです。

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減築リフォーム後

使いやすい引き戸の建具がつき、リビングからトイレ、玄関へ続く廊下の段差も解消しました。

要介護のお父様の様子がリビングからわかりやすい配置になりました。

大きな掃き出し窓には障子風の内窓（インナーサッシ）を追加。断熱性が良くなる上に障子の張替えの必要がありません。

和室は砂壁から清潔感のある白いクロスになり、縁側が無くなったことで明るくなりました。

新しいシステムキッチン（Panasonic V-style）は食洗機付き、奥様のご希望でIHクッキングヒーターです。窓はアルミサッシからペアガラス（複層ガラス）（LIXILシンフォニー）に交換。寒さに悩まされることも少なくなるはず。

減築部分の屋根もきれいに仕上がりました。

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他店のプランが増築で希望通りでない上に予算オーバーだったので、近所の人から聞いてゆい工房に来ました。
悪いところを直してもらって、暖かいしとりあえずはこれから快適になりそうです。

窓の交換や内窓の設置と段差解消で、「温熱環境改善」「バリアフリー」の2項目に該当し、新潟市の健幸すまいリフォーム補助金対象となりました。

なお、要介護認定のご家族がいらっしゃる場合、介護に関わるリフォームには介護保険が利用できます。Y様の場合はすでに他の箇所のリフォームでご使用済みだったため、今回は利用できませんでした。

傾いたところを水平にするのがなかなか大変でしたが、直してちゃんと補強させてもらいました。
住まわれるスペースはペアガラス窓に交換したり、内窓を追加したり、天井や床、壁にもきっちり断熱を入れましたので暖かく過ごしていただけると思います。